何処かで誰かが
2022年02月15日
三重県津市で不動産会社を営んでおります、
株式会社イーエンの秋田ちひろです。
最近NHKの朝ドラ沼にはまってしまい、欠かさず観ています。
結構、視聴率も高く人気なんだそうです。
親子3代の娘の物語です。
物語は戦前生まれた和菓子屋の女の子「安子」の話から始まります。やがて娘さんになった
安子は「るい」という女の子を産み、「るい」も成長し戦後の娘時代を経てお母さんになり、
娘「ひなた」を持つ。
ひなたも成長して、ドラマで昭和40年代を生きている真っ最中です。
この朝ドラを観て、今までのドラマで描かれたことがなかったなぁと感じるのは、
先ず主人公の苦労や努力の果てのサクセスストーリーではないことです。
経済的には中々苦しくて、でも真面目にささやかに生きてる善良な庶民です。
面白いのは「あ。これって昔、貴女のお母さんが同じこと小さい貴女に言ってたわ。」
なんて視聴者が時空を超えた傍観者になれることです。
時代によって娘達の悩みの質は違うけれど、乗り越える強さと逞しさを身に付けていく。
そうなっていくのに、少し手を貸してくれる人、そっと後押ししてくれる人、きっかけを
くれる人がふっと現れるんです。
「何処かで誰かがきっと待っていてくれる。」 昭和40年代流行った歌です。