絵本読んで!
2020年11月04日
三重県津市で不動産会社を営んでおります、
株式会社イーエンの秋田ちひろです。
昔話で恐縮です。
娘が幼い頃は毎晩の様に絵本を読み聞かせしていました。
しょっちゅう読んでいる絵本にも関わらず、主人公が悲しそうな場面では、
同じ様に不安な表情をして私を見上げていたのが、懐かしく思い出されます。
今は同じ絵本を、孫が私の膝の上で眺めています。
俯いて絵本に見入っている孫の姿は娘と瓜二つ。
30年前にタイムスリップしたかのようです。
絵本読み聞かせの活動をされている三浦伸也さんがお話しして下さったのですが。
「子供の頃、読んでもらった絵本の中身は忘れてしまっても、
大人が絵本を読んでくれたほっこりした時間、自分を大切に思っていてくれるという
安心感はずっと心のどこかに残っているものです。」とおっしゃっていました。
名曲や名画の様に。絵本の名作も時を越えて読み継がれ、
その絵や言葉は瑞々しいまま。まるで古い感じがしないのです。
何より凄いのは、時を越えてその時代の子供を同じように
笑わせたり楽しませたりしていくのですから。
「絵本読んで!」と見上げる孫と共に、絵本を選ぶのは私の至福の時です。