津観音さんの桐
2020年05月20日
三重県津市で不動産会社を営んでおります、
株式会社イーエンの秋田ちひろです。
初夏の陽気です。
コロナのことがなければ、一年中で一番気持ちのよい、爽やかな時期です。
津市大門の津観音さんの正面山門をくぐると、左右に桐の木があって
今、見頃です。薄紫の花はすっと立って咲くようで、凛とした趣です。
太古、中国では鳳凰(ほうおう)は、桐にだけ止まると言われ、
神聖な樹木とされていたそうで。なんだか凄い。
花言葉も「高尚」
日本でも平安時代から、天皇家では「菊花紋」に継ぐ紋章として、用いられてきたそうで。
この木を知る日本人にとっては、どこか「高貴」なイメージがある樹木です。
「女の子が生まれたら庭に桐を植え、嫁入り道具の箪笥を作った」という話しを
娘にしたら、何故か知っていました。
娘が結婚する時は、「嫁入り」という言葉も「箪笥」もありませんでしたが。(笑)