カタをつける
2019年11月01日
三重県津市で不動産会社を営んでおります、
株式会社イーエンの秋田ちひろです。
このブログを書かせて貰う様になって
度々「片づけ」のことを話題にしました。
御年配の方の暮らがそのまま残された
中古物件を見る機会があるからです。
物が溢れたその場所は御本人にとれば
居心地良く懐しい場所であるはずです。
ところが同時に子供さんや伴侶には
何処に何があるのかわからない謎だらけの空間です。
私も樹木希林さんに習い、物を処分していかなければと
思いつつ故人の手紙を大事にしまっておく悩ましい日々です。
物の整理は「片付け」ですが、
実は「方はつける」ということなのではないのか。
「カタをつける」つまり決着させるというくらいの
強い思いがなければ、住まいの物や生活は洗練されてゆかない様です。
「ときめくかときめかない」は若い人向き。
人生のゴールが近い私には更なる厳しい選択条件がありそうです。
娘が言います。
「お母さん死んだら持ち物面白そうだもん。片付けてあげるよぉ」
絶対捨てておく。笑われそうなので。